コーポレートサイト WEB制作

コーポレートサイト制作に役立つWordPressのテーマ7選

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コーポレートサイトは企業の顔として、重要な役割を担うWebサイトです。

コーポレートサイトを制作したいと思っていても、必要な知識を持った担当者がおらず作成できなかったり、制作会社に見積もりを出してもらったが高くて断念したなど、さまざまな悩みを抱えている企業も多いのではないでしょうか。

WordPressは初心者でも扱いやすく、知識がなくてもコーティング不要で十分なサイトを作ることが可能です。しかし、どのデザインしたら良いのかイメージが分かりにくく、テーマ選びに悩んでしまいます。

そこで今回は、コーポレートサイト制作に役立つWordPresテーマを紹介します。紹介するテーマは厳選したテーマになっているので、WordPressテーマ選びに悩んでいる企業はぜひ参考にしてください。

WordPressテーマとは

WordPressテーマとは、WordPress全体の構成やデザインを決めるサイトのテンプレートを指します。公式テーマ、非公式テーマ、有料、無料と用途に合わせてさまざまなテーマがあります。テーマによってWordPressのデザインや機能が異なるので、サイトイメージを明確にし選択する必要があると言えるでしょう。

WordPressでコーポレートサイトを作成する場合、オリジナルテーマを作成して制作する方法と、既存のテーマを使用して制作する方法と2パターンあります。オリジナルテーマを作成して制作することで、より理想のコーポレートサイトに近づけることが可能です。しかし、知識がない人や初心者の方は時間的コストの面からも、既存のテーマを利用して製作するのがおすすめです。

WordPressテーマは基本的に、カスタマイズすればコーポレートサイトみたいに作成することが可能です。スライダーがデフォルトでついていたり、日本語対応のもの、ビジネスサイト向けのテーマもあります。さらに、何人かの日本人が実際にブログなどでカスタマイズ例などを紹介しているので、初心者でも情報が多く使いやすいという利点もあります。

WordPressテーマ選びのポイント

WordPressでコーポレートサイトを制作するには、テーマ選びが重要です。

・SEOが意識されているか

・レスポンシブ対応がされているか

・アップデートがされているか

この3点を特に意識して、選ぶことをおすすめします。

SEOが意識されているか

WordPressテーマを選ぶ際に、最初に目につくのはデザインです。

「デザインが企業に合っている」「ユーザーが見やすいデザイン」というのはもちろん大切ですが、SEOが意識されているかをチェックしなくてはいけません。コーポレートサイトを更新していても、SEOが意識されていないテーマだと、アクセス数や検索順位は上がりにくくなってしまいます。

WordPressテーマを選ぶ際は、まずSEOに力を入れているのかを確認する必要があります。

レスポンシブ対応ができているか

レスポンシブ対応がされているコーポレートサイトでは、パソコンやタブレット、スマートフォンなど、使用する端末に合わせて見やすいデザインに自動的に変更されます。総務省が発表した令和3年におけるインターネット利用機器の状況によると、インターネット利用者の約68.5%がスマートフォン、次いでパソコンが約48.1%の割合です。そのため、どの端末からでも見やすいコーポレートサイト制作を意識しなければいけません。

出典:総務省「令和3年通信利用者動向調査の結果

比較的新しいテーマであれば、レスポンシブ対応がされている可能性は高くなります。しかし例外もあるので、レスポンシブ対応がしっかりされているかを確認することも大切なポイントです。

アップデートされているか

1番重要なポイントは、アップデートされているかです。

SEOにも力を入れており、レスポンシブ対応もされているテーマでも、サイトの更新やアップデート情報が止まっていたり、またアップデート情報が全くないというWordPressテーマも存在します。

例えば、iPhoneもiOSアップデートを度々行っており、持っている端末でアップデートすることで、新機能が使用できるようになります。逆にアップデートしないと、古いアプリは使いづらくなり、うまく機能しなくなってしまう可能性も秘めています。

同じことがWordPressでも起こっており、WordPress自体もアップデートしていきます。その際、WordPressテーマの開発者が、アップデートされたWordPressに対応した新しい機能を追加することで、新しい機能がテーマで使えます。

そのため、リリースしてからアップデートされていないテーマは、不具合が発生したり使用感に変化が出る可能性もあるので、できる限り使用しないことをおすすめします。

WordPressテーマを選ぶ際は、アップデートされているかの確認も必ず行うことをおすすめします。

WordPress無料おすすめテーマ

WordPressのテーマには、無料テーマと有料テーマがあります。とりあえずWordPressでコーポレートサイトを作成したいという人は無料テーマ、長く続けていくのであれば初期投資をして有料テーマを選ぶのがいいのではないでしょうか。

ここでは、コーポレートサイト制作に厳選した無料テーマ5つと有料テーマ2つを紹介します。

Lightning(ライトニング)

出典:WordPress

Lightningは、日本の企業が作成したテーマです。

公式サイトで日本語解説を読むことができ、基本設定などが分かりやすいのが魅力です。スライダーがデフォルトでついており、さまざまなコンテンツをユーザーが選択するのに役立ちます。他にも、Lightningのテーマを作った企業が作成した「VK All in One Expansion Unit」と呼ばれる多機能統合型プラグインを併用することで、さまざまな機能を追加することが可能です。

出典:Lightning公式

VK All in One Expansion Unitでは、コーポレートサイト制作に役立つさまざま機能を拡張することができ、会社情報など見せたい情報を柔軟なレイアウトで表示したり、コールトゥアクションと呼ばれる訪問者に取ってもらいたい行動を促すセクションを設定することも可能です。

他にも、Lightningクイックスタートでビジネスサイトのひな型を約3分で簡単にセットアップできます。

セットアップ方法は簡単です。

1.デモサイトのデータをダウンロード

2.All in One WP Migretionという無料のプラグインを使用

3.デモサイトのデータをサイト上にインポート

4.企業独自のコンテンツ内容に変更する

他のメリットとしては子テーマのサンプル用データというものが用意されており、それをダウンロードできるということが挙げられます。コードを書いてカスタマイズしたい人は、子テーマが必要なのでLightningではあらかじめ子テーマが作成されているので便利です。

Lightningのデメリットとしては、コーティングしないとデザインに限界があり、今どきの海外サイトのようなデザインにしたい場合には難しいと言えるでしょう。他にはフッターのデザインなど変えられない部分があります。例えば、フッターCTAのデザインを根本的に変えることができません。

Bizlight(ビズライト)

出典:WordPress

Bizlightはコーポレートサイトに適した無料テーマの1つです。スライダーをデフォルトのテーマで設定することができ、最大4つ設定することが可能です。他にも、ダッシュボード外観などのカスタマイズがWordPressのカスタマイザーからほとんどが設定できます。各テキストやリンクごとなど、それぞれのセクション設定もこのカスタマイザーのところから簡単に変更可能です。

デメリットとして、Bizlightは日本語テーマではないので公式での日本語解説がないということが挙げられます。また、コーティングしないとデザインに限界があり、理想のコーポレートサイトに近づけるためにはある程度の知識が必要です。

Sydney(シドニー)

出典:WordPress

Sydneyは、ヘッダーの部分がスライダーになっており、シンプルなデザインが特徴です。画像中央にボタンを設置したり、タイトルがスライドできたりと機能面も充実しています。カスタマイズしやすく、初心者でも十分に作り込むことができると言えるでしょう。

しかし、Bizlight同様に海外テーマなので日本語の解説がある公式サイトがありません。そのため、疑問点などを解消するために調べる手間が増える可能性があります。

Business Press(ビジネスプレス)

出典:Business Press公式

Business Pressは、日本人が作成したビジネスサイト向けのテーマになっており、日本語で使用できます。シンプルなデザインで日本語が美しく表示されるようにレイアウトやタイポグラフィ色を調節しているため、日本ユーザー向けのサイトにおすすめです。

他にも、トップバーの所にコーポレートサイトで必要な電話番号・お問い合わせ・アクセスの設定ができ活用しやすいテーマと言えるでしょう。

デメリットとして、他のLightningやBizlight、Sydneyと比較して、スライダーがデフォルトではないという点が挙げられます。そのため、メインビジュアルの部分で写真が切り替わっていくという機能はデフォルトではついていません。

Cocoon(コクーン)

出典:Cocoon公式

Cocoonは、シンプルな見た目で初めての方でも直感的にデザインがしやすいようになっています。SEO、ページ高速化、モバイルフレンドリーなサイトの仕様になっている無料テーマです。

画像のように左側にブログの記事があり、右側にブログの一覧がある一般的なサイトを作成できます。

テーマカラーも変更できるので、自社に合うカラーにカスタマイズすることも可能です。目次をつけることはもちろん、Googleアドセンスを設置することも可能です。吹き出し機能もあり、記事にメリハリをつけ読みやすい記事が作成できます。

他にも、ブログカード機能があり、関連性のあるブログカードを挿入することでその記事に興味がある人を違う記事に誘導しやすくなります。誘導することで、本来は1PVだった閲覧数が追加でもう1つリンクを踏んでもらうことで2PVに増加します。このように1人のユーザーに何記事も読んでもらうことでPV数を増やしていくことが可能です。これは、Googleの評価につながるので、ブログカード機能があるのがメリットです。

WordPress有料おすすめテーマ

Swell(スウェル)

出典:Swell公式

Swellは「シンプルなのに高機能」がキャッチフレーズになっており、文字通りとにかくシンプルなのにおしゃれなデザインのコーポレートサイトを制作できます。

WordPress5.0から導入された、ブロックエディター機能に完全対応しており、ブロックを組むようにして固定ページを作成できます。会社概要やプロフィールなどトップページから移管先のページなどを固定ページで作成可能となり、HTMLとCSSの知識がなくてもマウスの操作のみで直感的にコンテンツを作ることができます。

カスタマイズ性が高く、既存のテーマを使っていても、企業らしさを表現することができるのも魅力です。また、Swellを購入するとサークルのコミュニティに参加できます。Swellの開発者だったり、さまざまな人と情報交換できます。情報交換することで、こんな使い方があるんだと新しい発見もあり、アフターサポートも充実しているので、有料テーマのなかでも特におすすめです。

唯一のデメリットは17,600円(税込)と一般的なWordPressテーマよりも、若干高い価格設定です。しかし、1回購入してしまえばライセンス制限がないので、追加で別のWebサイトを作りたい場合にSwellのテーマを流用できます。

JIN(ジン)

出典:JIN公式

JINは上述のSwellよりも、少しだけ可愛らしい印象のWebサイトを作成できます。全体的に文字に少し丸みがあり、初めてサイトを訪れた人にも優しい印象を与えることが可能です。

文字だけでなくボタンなども少し丸みがついていたり、デフォルトの色味も優しい色味なのでフレンドリーな印象を与えることができます。

JINは操作が簡単で、カスタマイズしやすいのが特徴です。マニュアルがあるので、その通りに進めていけば誰でも簡単におしゃれなサイトを作成できます。

他にも、記事の執筆に役立つエディターがそろっていたりとか収益化にぴったりの機能というのがたくさんあります。

・CVボタン

・ランキング作成

・広告一括管理

・CTAエリア作成

・HTMLタグ管理

・インフィード広告

選ぶ際のポイントである、SEOもしっかりと力を入れているのが特徴です。JINではページ階層を理解しやすかったり、表示速度が早かったり、読み心地がいいデザイン、役割を理解しやすいブログパーツ、アクションしたくなる仕組みが整えられています。

価格は14,800円(税込)となっており、Swell同様にアカウント制限がないので、1回テーマを購入すれば複数サイトで使用することが可能です。

WordPressで見た目の良いデサインのコーポレートサイトを作成することはできますが、マークアップなど適切な構造を使いより効果的なサイト運用をするならウェブ制作会社に依頼することが良いでしょう。

マークアップについての記事はこちらからご確認ください。

まとめ

今回紹介したテーマ以外にもコーポレートサイトに使えるものはたくさんあり、海外のテーマも含めれば、それ以上に良いものもあるかもしれません。今回はLightningやBusiness Pressなどの日本語対応のものや日本人で他にも使っている人がいて情報があるという点でも参考になりそうなものを紹介しました。

WordPressは初心者や知識がない人でも扱いやすく、独力で簡単にコーポレートサイトを作成することができます。

しかし、企業イメージに合った高度なカスタマイズやデザインなどを求める場合には、豊富な知識が必要です。

「会社のブランドイメージに合ったコーポレートサイトを作成したい」

「時間がなく独力でコーポレートサイトが作成できない」

という場合には、ぜひ一度トモガラにご相談ください!

トモガラは、システム開発からサイト制作まで下請けに特化したWeb制作のスペシャリスト集団です。Web以外にもパンフレット制作や動画撮影も対応可能で、クライアントが求める成果物に柔軟に対応します。代理店様や製作会社様からの依頼や、元請けとしてクライアント様からの直接発注など、幅広く対応しております。さまざまなニーズを持つお客様のお役に立てるよう、「期待を超えるクオリティ」でご提案いたします。

この記事の監修者

倉永豊光

株式会社トモガラ代表取締役社長。WEBサイト制作の上場会社で営業職を経験後、外資系のスタートアップ広告代理店にてWEBコンサルティングに従事。その後ベンチャー企業の新規事業立ち上げを責任者として2社経験し独立。得意領域はWEBマーケティング全般とWEBサイト制作。 今までWEBサイト制作に携わった数は大手、上場企業、官公庁含めて累計1,000件以上。

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