SEO WEB制作

サイトに合ったSEO対策キーワードの選び方|無料・有料ツールも紹介

SHARE

「SEO対策するキーワードの選び方がわからない」「サイトに合ったキーワードを選びたい」など、キーワードの選び方について悩んでいませんか?キーワード選定は、売り上げにも直結する大切な工程です。なんとなくでキーワードを選んでしまうと、検索数が少ないキーワードだったり、自社のコンテンツと合わないキーワードだったりするリスクがあります。

そこで今回は、サイトに合ったキーワードの選び方や、便利なツールについて解説します。この記事を読めば、集客に効果的なキーワードを選べるようになるので、ぜひ参考にしてください。

1.SEO対策が必要なキーワードとは?

SEO対策や、SEO対策が必要なキーワードについて解説します。キーワードを選ぶための前提知識なので、しっかり確認しましょう。

SEO対策はGoogle対策

SEOとは、「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略です。SEO対策は、検索エンジンに上位表示させるための施策全般を指します。またSEO対策は、Google対策とも言われます。Googleは、国内の検索エンジンシェアのおよそ8割を占めているからです。SEO対策をする上で、Googleのサイト評価基準を知ることは、とても重要です。

ただGoogleの評価基準は膨大で、追加され続けているので、全てを把握することは不可能に近いでしょう。そこで、ヒントとなるのがGoogle が掲げる 10 の事実にもある指針です。Googleはユーザーの満足度を最優先しています。ユーザーニーズに合う質の高いコンテンツを作ることが、SEO対策の近道です。

SEO対策が必要なキーワードはターゲットから考える

SEO対策が必要なキーワードは、サイトのターゲットから考えましょう。ターゲットのニーズに合ったキーワードなら、ターゲットに検索されやすく、収益に結びつきやすいためです。例えば、30代の女性向けファッション通販サイトなら、「30代 ファッション」がキーワードとして考えられます。

2.SEO対策でサイトに合ったキーワードを選ぶ4つのコツ

 

SEO対策で、サイトに合ったキーワードを選ぶコツは以下の通りです。

  1. サイトの運営目的をはっきりさせること
  2. 検索ボリューム数で選ぶこと
  3. 競合サイトのキーワードを調べること
  4. 読者の満足度を第一に考えること

これらを踏まえることで、サイトにあったキーワードを選べます。詳しく見ていきましょう。

1.サイトの運営目的をはっきりさせること

まず、サイトの運営目的をはっきりさせましょう。どんなターゲットに、どんな行動を起こさせたいかを明確にします。この時、ターゲットを細かく設定することが大切です。

20代の女性をターゲットとした場合、学生と社会人では金銭感覚やライフスタイルも大きく異なります。25歳の女性会社員でキャンプが趣味、など絞り込んで設定しましょう。販売している商品があるなら、購買層なども考えて設定します。

ターゲットを絞り込むと、集客数が減りそうで不安になるかもしれません。ただ絞った方が、刺さるコンテンツを作成できます。「みなさん」と呼びかけるよりも、「25歳の女性会社員の方」と呼びかける方が振り向いてくれる確率は上がります。自分のことだと、ターゲットに思わせるコンテンツを作るために、ターゲットは絞りましょう。

2.検索ボリューム数で選ぶこと

サイトに合った検索ボリュームを選びましょう。検索ボリュームの目安は、ビッグワード・ミドルワード・スモールワードの大きく3つあります。

  • ビッグワード|5,000~
  • ミドルワード|1,000~5,000
  • スモールワード|~1,000

初心者は、スモールワードを選びましょう。スモールワードの中でも、特にロングテールキーワードがおすすめです。ロングテールキーワードとは、「ラーメン 東京 深夜」のように複合的な検索ワードのことを指します。検索数は少ないですが、検索ニーズは明確で上位表示が取りやすいです。

すでに、ロングテールキーワードで上位表示が複数あるなら、その記事にビッグキーワードの記事を内部リンクしましょう。これで、ビッグワード記事のアクセス数を増やせます。例えば、「ラーメン 東京」単体では上位表示するのは難しいですが、「ラーメン 東京 深夜」、「ラーメン 東京 おしゃれ」などのロングテールキーワードなら難易度が下がります。ぜひ試してみてください。

3.競合サイトのキーワードを調べること

サイトに合ったキーワードを選ぶために、競合サイトのキーワードを調べましょう。類似商品の販売サイトのキーワードを調べると、現状足りていないキーワードを発見したり、思わぬ検索需要に気づいたりします。発見したキーワードのコンテンツを増やすことで、ターゲットにとって、より満足度の高いサイトを作れます。

4.読者の満足度を第一に考えること

読者の満足度を第一に考えることが、最も大切です。収益にとらわれて、つい購買に結びつくキーワードばかり選んでしまいがちです。ただ、そのサイトで購入したいと思われるには、読者の信頼を勝ち取る必要があります。店舗で購入する時でも、商品の説明ばかりする店員より、メンテナンス方法や選び方まで教えてくれる店員から購入したいと思うのではないでしょうか?

読者が満足するコンテンツをそろえれば、滞在時間が長くなり、結果的にGoogleの評価も上がります。まずは、読者のニーズを調査して、満足度の高いコンテンツを作ることを一番に考えましょう。

3.【3ステップ】SEO対策するキーワードの選び方

SEO対策するキーワードの選び方は、以下の3ステップです。

  1. キーワードを洗い出す
  2. 競合サイトと比較する
  3. 優先順位をつける

詳しく見ていきましょう。

1.キーワードを洗い出す

まずは、軸となるキーワードを洗い出しましょう。軸のキーワードは、サイトにとって関連度や重要度が高いものを選びます。

例えば、コーヒー専門店であれば軸キーワードは「コーヒー」です。軸キーワードを元に、ツールなどでサジェストワード(検索窓に表示される候補キーワード)や、関連キーワードを抽出します。

2.競合サイトと比較する

抽出したキーワードごとに、運営しているサイトと競合サイトを比較しましょう。コンテンツを比較して、キーワードのSEO難易度をチェックします。具体的には、キーワードごとに検索結果10位以内のサイトのコンテンツ充実度、被リンク数、ドメインの強さなどをチェックしましょう。これらの評価の高い上位表示サイトが多くあるキーワードは、SEO難易度が高いと判断できます。

比較が終わったら、自社が対策できていない項目の施策を考えていきます。上位に表示される理由は一つではないので、評価項目は複数使いましょう。

3.優先順位をつける

キーワードの対策優先順位を、以下の手順でつけます。

  1. 検索のボリュームを調べる
  2. 検索意図ごとにキーワードをグルーピングする
  3. ロングテールキーワードを優先する

優先順位をつけることで、収益に結びつくキーワードに時間をかけられます。しっかり確認しましょう。

検索のボリュームを調べる

抽出したキーワードの、検索ボリュームを調べましょう。検索ボリュームが大きいと、需要も高くなります。調査ツールは、後で紹介するGoogle キーワードプランナーなどが役立ちます。検索ボリュームの高い順に表にまとめると、わかりやすいです。

検索意図ごとにキーワードをグルーピングする

検索ボリューム順にキーワードを並び替えたら、検索意図ごとにキーワードをグルーピングしましょう。優先度は、特定の商品名が出ているなど、収益に直結するものが高くなります。グループ分けは、「悩み」や「口コミ評判・比較」など、抽出キーワードや自社の施策に応じて考えましょう。

例えば、「コーヒー おすすめ」や「コーヒー ランキング」は、「口コミ評判・比較」でまとめます。意図がわからなければ、実際に検索した結果から考えましょう。

ロングテールキーワードを優先する

初心者は、ロングテールキーワードを優先しましょう。ビッグワードは競合が多く、最初に狙うのは難しいです。まずはロングテールキーワードで上位表示を狙いましょう。

4.【無料・有料別】SEO対策キーワード選びに使えるツール6選

 

無料・有料別に、SEO対策するキーワード選びに使えるツールを紹介します。時間の短縮につながったり、作業を自動化してくれたりします。無料でも、一度使うと手放せなくなるほど便利なツールもあるので、ぜひ参考にしてください。

【無料】キーワード選びに使えるツール3選

キーワード選びに使える無料ツールを紹介します。Google キーワードプランナーが有名ですが、これと併用して他のツールも活用するのがおすすめです。ツールごとの特性を知って、上手く使い分けましょう。

1.Google キーワードプランナー|広告・SEO対策に使える

Google キーワードプランナーは、検索ボリューム数やサジェストワードの取得など、さまざまな機能が使えます。ただ、検索ボリューム数を詳細に知るなど、全ての機能を使うなら広告を出す必要があります。広告を出さずにSEO対策ツールとして使う方法は、以前の記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

(キーワードプランナーの使い方の記事へのリンク)

2.Yahoo! キーワードアドバイスツール|検索ボリュームが簡単にわかる

Yahoo! キーワードアドバイスツールは、Yahoo!プロモーション広告内のツールです。あまり知られていないツールですが、広告を出さなくても検索ボリュームが詳細表示されます。また、関連キーワードの検索にも利用できます。機能がシンプルなので、簡単な分析から始めたいという人に良いでしょう。

3.ラッコキーワード|上位サイト調査に使える

サジェストワードキーワードや、検索結果に上位表示されるサイトの見出し、共起語(関連性が高いワード)などを調査できます。キーワード候補の調査はもちろん、上位サイトの見出しからタイトルを考えるなど、コンテンツ作成時にも使えます。また、ラッコのキャラクターが可愛らしく、作業中の癒しにもなるでしょう。

【有料】キーワード選びに使えるツール3選

キーワード選びに使える有料ツールを紹介します。初心者のうちは検索意図を考えるのが難しいですが、AIが分析してくれたり、グラフ化して深掘りしてくれたりするので、対策をスピーディーに行えます。予算に合わせて、特に必要な機能は有料ツール、他は無料ツールなど使い分けも考えましょう。

4.MIERUCA(ミエルカ)|検索意図を分析できる

MIERUCA(ミエルカ)は、キーワードを入れるだけで購買意欲がわかったり、関連キーワードを抽出できたりします。ユーザー行動をグラフなどで可視化してくれるので、検索意図の分析やサイトの操作性の改善にも役立ちます。

5.Keyword map(キーワードマップ)|競合を分析できる

Keyword map(キーワードマップ)は、競合と比較した検索キーワードの順位が調査できます。競合の成功要因などを分析してくれるため、競合と比較してキーワードを選びたい時におすすめです。

6.KEYWORD FINDER(キーワードファインダー)|作業を自動化できる

KEYWORD FINDER(キーワードファインダー)は、Googleアナリティクスと連携しています。そのため、収益につながったキーワードがわかります。キーワードの検索意図や、SEO難易度が視覚的にわかるキーワードマップ機能も役立つでしょう。また、SEO対策におすすめのキーワードを自動で教えてくれます。キーワード選びに必要な作業が自動化されるので、大幅に作業時間をカットできるでしょう。

5.まとめ:Web制作でお困りならトモガラへ

今回は、キーワードを選ぶコツや、選び方について解説しました。便利なツールが多いですが、サイトにあったキーワードを選ぶのは一筋縄ではいきません。特に、サイトの立ち上げや、副業でブログを運営している場合、時間を割けないことも多いのではないでしょうか。そういう時は、思いきってプロに相談すると、時間もコストも結果的に節約できます。

トモガラは、Web制作のスペシャリスト集団です。代理店様や製作会社様からの依頼の直接発注などに対応しております。さまざまなニーズを持つお客様のお役に立てるよう、「期待を超えるクオリティ」でご提案いたします。Web制作でお困りなら、ぜひ一度ご相談ください。

この記事の監修者

倉永豊光

株式会社トモガラ代表取締役社長。WEBサイト制作の上場会社で営業職を経験後、外資系のスタートアップ広告代理店にてWEBコンサルティングに従事。その後ベンチャー企業の新規事業立ち上げを責任者として2社経験し独立。得意領域はWEBマーケティング全般とWEBサイト制作。 今までWEBサイト制作に携わった数は大手、上場企業、官公庁含めて累計1,000件以上。

今すぐ問い合わせる

まずはトモガラに無料相談
03-5962-0575
受付時間
平日10時〜19時

関連記事

PAGE TOP