保守運用

安全に使えるおすすめ無料VPN3選!メリット・デメリット・選び方も解説!

SHARE

vpnサービス

安全ではない無料VPNを利用すると、さまざまな被害に遭う可能性があります。確実に安全な無料VPNを使いたいなら、有料VPNプロバイダが提供している無料プランを検討しましょう。

今回の記事では、無料VPNのメリット・デメリット・選び方をまとめました。くわえて、安全に利用できるおすすめの無料VPN3つ紹介します。

何も知らずに無料VPNを利用すると、個人情報・アカウント・クレジットカード情報などの大切なデータが漏えいするかもしれません。また、悪質なマルウェア・広告をクリックしてフィッシング詐欺やワンクリック詐欺の被害に遭う可能性もあります。

本記事で安全な無料VPNの選び方を理解し、さまざまな場面でVPNを活用できるようになりましょう。

無料VPNのメリット・デメリット

Vpn,Concept

無料VPNのメリット・デメリットを解説します。利用するときのリスクをしっかりと把握しましょう。

メリット①コストがゼロ

無料VPNの最大のメリットは費用がかからないことです。

有料VPNは費用がかかるため、導入のハードルが高めです。また、有料VPNの長期契約はほとんどのケースで一括払いが求められます。

たとえば、月額500円で1年契約すると6,000円を一括払いしなければなりません。

しかし、無料VPNなら手軽にVPNの使い勝手を試せます。まずは無料VPNからスタートして、必要だと感じたら有料VPNに切り替えましょう。

メリット②いつでも利用停止できる

無料VPNは、いつでも好きなタイミングで利用停止できます。

有料VPNは契約期間によって月額料金が変わってきます。多くの有料VPNでは1ヶ月・1年・2年のプランが用意されており、期間が長いほど月額料金がリーズナブルになる仕組みです。

しかし、一括払いした費用の返金はできず、契約期間が終わるまで解約・利用停止もできません。一方、無料VPNはそもそも費用がかかりませんので、いつでも利用をやめられます。

デメリット①無料VPN運営者によるデータ悪用リスク

無料VPNは、運営者によってデータが悪用されるリスクがあります。

無料VPNの収益源は、広告・有料VPNへの切り替え・個人情報の販売のいずれかです。悪質な無料VPNは、個人情報の販売で収益を得ている可能性があります。

漏えいするリスクがある情報は以下の通りです。

  • 個人情報
  • 通信履歴
  • アカウント情報
  • Wi-Fi接続情報
  • クレジットカード情報

運営者がはっきりしない無料VPNは、個人情報が流出するリスクが高いです。無料VPNを利用するなら、運営者の信頼性を事前にチェックしましょう。

デメリット②無料VPNの脆弱性を狙ったサイバー攻撃

無料VPNサーバーはセキュリティが甘く、脆弱性を抱えているケースが多く見られます。そのため、サイバー攻撃にさらされると、サーバーログから利用者の情報が漏えいする危険性があります。

情報漏えいリスクを避けるためには、知名度・信頼性のあるVPNプロバイダが提供しているサービスを利用しましょう。くわえて、ノーログポリシーを採用しているVPNサービスがおすすめです。

ノーログポリシーとは、VPNサーバーで利用者の閲覧履歴・IPアドレス・通信履歴などを記録しないという約束事です。ノーログポリシーを採用していると、利用者の情報がそもそも記録されていないので情報漏えいの起きようがありません。

ノーログポリシーの有無は、無料VPNを利用する前にアプリの説明書や公式サイトから確認しましょう。

デメリット③有料VPNに比べて制限が多い

無料VPNは、データ容量・通信速度・サーバー数・ロケーション数などが有料VPNより制限されています。

たとえば、通信速度が制限されていると快適に動画を視聴できません。また、データ容量が制限されている場合は容量上限を気にする必要があります。

ほかにも、サーバー数が少ないと利用者が多い時間帯にサーバーが混雑し、通信速度の低下や回線の切断が起きる可能性が高くなります。

そのため、無料VPNはゲーム・動画視聴・テレワーク・ビデオ会議などには向きません。快適かつセキュアにインターネットを利用したいなら、これらの制限がない有料VPNがおすすめです。

デメリット④セキュリティリスクが高い

無料VPNの利用は、大きなセキュリティリスクを伴います。

オーストラリア連邦科学産業研究機構の調査によると、Google Playで配信されている無料VPNアプリの84%で情報漏えいが確認されました。18%はそもそも暗号化されておらず、38%の無料VPNアプリにマルウェアや悪質な広告が含まれていました。

さらに、80%の無料VPNアプリがアカウント・メール内容・IDといった機密性の高い情報へのアクセスを要求しています。そのため、インストールしているスマートフォン・パソコンに被害を及ぼす可能性があります。

リスクがとても大きいため、無料VPNアプリの利用はおすすめできません。

デメリット⑤広告が表示される

広告の表示も無料VPNのデメリットの1つです。広告が全画面表示されると、利用者にとっては非表示にする手間がかかり面倒です。

また、悪質なマルウェア・広告が含まれている可能性もあります。うっかりとクリックしてしまい、ワンクリック詐欺・ランサムウェア・フィッシング詐欺などの被害を受けるリスクもゼロではありません。

広告の表示を避けるには、有料VPNのトライアル版や無料プランを使いましょう。

安全に利用できる無料VPNの選び方

VPNの選び方

安全に利用できる無料VPNの選び方のポイントは3つあります。

  1. 運営者がはっきりしている
  2. 有料VPNのトライアル版
  3. 通信容量が大きく通信速度が速い

しっかりとポイントを押さえ、安全な無料VPNを上手に利用しましょう。

①運営者がはっきりしている

運営者がはっきりしており、信頼性が高い無料VPNを利用しましょう。

無料VPNを利用するなら、前もって配布元・運営会社を検索してチェックしてください。信頼性は知名度・企業規模・運営歴の長さなどで測りましょう。

また、口コミ・評判も事前に確認するのがおすすめです。信頼性がはっきりとわからない場合は、ほかの無料VPNを検討しましょう。

②有料VPNのトライアル版

有料VPNのトライアル版は、信頼性が高く安全に利用できます。

有料VPNはサービス自体から収益を得ているため、セキュリティや信頼性を非常に重視しています。たとえば、高度なセキュリティ・ノーログポリシー・通信速度・情報開示などにこだわっている有料VPNが大半です。

有料VPNプロバイダが提供する無料プランは、有料プランに準じた設計になっているため安心して使えます。

③ノーログポリシーを採用している

安全に利用したいなら、ノーログポリシーを採用している無料VPNを選びましょう。ノーログポリシーを採用しているVPNはサーバーログを保存しないので、情報漏えいリスクを限りなくゼロにできます。

欧米ではログ保存義務が法的に課せられるため、ノーログポリシーでの運営はできません。第三者からの監査によって、ノーログポリシーが検証されているVPNサービスがおすすめです。

【厳選】安全に使えるおすすめの無料VPN3

VPNサービス

厳選した安全に使えるおすすめの無料VPN3選を紹介します。今回紹介するのは以下の3つの無料VPNサービスです。

  • HideMe
  • ProtonVPN
  • AtlasVPN

すべて無料で利用できるVPNなので、実際に使ってみて自分に最適なサービスを選びましょう。

HideMe | 無料VPNもノーログポリシーで安全!

無料期間

無期限

データ容量制限

10GB/

端末同時接続数

1

対応OS

WindowsMacOSLinuxAndroidiOS

運営会社

eVenture Ltd.

公式サイト

https://hide.me/ja/

HideMeは通信速度を重視した無料VPNです。多くのOSに対応しており、ノーログポリシーを採用しているので情報漏えいリスクもありません。

通信速度が安定しており、口コミ・評判では快適に利用できると高い評価を受けていました。

ただし、無料プランは日本に設置されているサーバーを利用できないため、海外から日本限定サービスにアクセスする用途では利用できません。

快適な通信速度で無料VPNを使いたい人に、HideMeはおすすめのVPNプロバイダです。

ProtonVPN | データ容量・利用期間の制限なし!

無料期間

無期限

データ容量制限

無制限

端末同時接続数

1

対応OS

WindowsMacOSLinuxAndroidiOS

運営会社

Proton Technologies

公式サイト

https://protonvpn.com/

ProtonVPNは、強固なセキュリティを重視したVPNサービスです。

無料プランで利用できるのは日本・アメリカ・オランダのサーバーのみです。ただし、セキュリティは非常に強固で以下のような特徴を持っています。

  • 強力な暗号化方式
  • 強力なプロトコル
  • ノーログポリシー
  • 欧米の法律を無視できるスイスに拠点を構えている
  • サーバーはスイス軍避難場所地下1,000mにあり物理的セキュリティ強度が高い

口コミ・評判によれば、ProtonVPNは無料VPNの利用者が少なく通信速度が速いとのことです。しかも、無料VPNなのにデータ容量に制限がありません。

データ容量を気にせず無料VPNを安全に利用したいなら、ProtonVPNはイチオシのサービスです。

AtlasVPN | Androidアプリ500万ダウンロード!

無料期間

無期限

データ容量制限

10GB/

端末同時接続数

無制限

対応OS

WindowsMacOSLinuxAndroidiOS

運営会社

peakstar_technologies,inc.

公式サイト

https://atlasvpn.com/

AtlasVPNは、Androidアプリのインストール数500万件を誇る人気の高いVPNサービスです。無料プランはデータ容量が10GBまでで、サーバー数も制限されているため通信速度は速くありません。

しかし、同時接続台数が無制限というほかの無料VPNにはない特徴があります。そのため、パソコン・タブレット・スマートフォンなど複数台をVPNに同時接続したい人におすすめです。

いろいろなデバイスでVPNを試したいなら、同時接続が可能なAtlasVPNの利用を検討しましょう。

テレワーク・リモートワークに使うなら有料VPNがおすすめ

リモートワークとVPN

無料VPNにはさまざまな制限があるため、テレワーク・リモートワークで利用するなら有料VPNがおすすめです。

有料VPNは無料VPNと比較して、セキュリティ・通信速度・サーバー数・ロケーション数で圧倒的に優れています。また、広告ブロック機能・デバイスセキュリティなどが組み込まれているVPNサービスもあります。

仕事で重要な情報を取り扱うなら、快適で安全な有料VPNの導入を検討しましょう。有料VPNなら、業界トップクラスの通信速度・セキュリティを誇るNordVPNがイチオシです。 

料金(税込み)

2年間プラン:540/
1
年間プラン:620/
1
ヶ月間プラン:1,760/

サーバー数/国数

5,000/59

ノーログポリシー

通信速度

デバイスの同時接続台数

6

サポート体制

36524時間対応
・日本語対応可
・メール・ライブチャット

公式サイト(日本)

https://nordvpn.com/ja/

NordVPNは、数ある有料VPNサービスの中でもトップクラスのセキュリティを誇ります。くわえて、ノーログポリシーを採用しているため情報漏えいの心配もありません。

料金は2年契約で540円と業界最安水準の価格です。さらに、セキュリティ評価機関「AV-TEST」の調査によればNordVPNの通信速度は業界最速水準でした。

NordVPN36524時間サポート対応しており、公式サイト・問い合わせともに日本語で利用できます。価格が安く日本語対応しているVPNプロバイダは非常に希少です。

コストパフォーマンス・通信速度・セキュリティに優れたNordVPNで、快適かつ安全にインターネットを利用しましょう。

安全な無料VPNは制限あり!仕事では有料VPNを使おう!

有料VPN

無料VPNは費用がかかりませんが、さまざまなセキュリティリスクがあります。安全に無料VPNを使いたいなら、有料VPNプロバイダの無料プランを検討しましょう。

ただし、無料プランには通信速度・データ容量・サーバー数などさまざまな制限があります。そのため、動画視聴・ビデオ会議・ゲームといった用途には向いていません。

テレワーク・リモートワークでVPNが必要なら、有料VPNの利用がおすすめです。自分の用途に合った無料・有料VPNを選択して、安全・快適にインターネットを楽しみましょう。

この記事の監修者

倉永豊光

株式会社トモガラ代表取締役社長。WEBサイト制作の上場会社で営業職を経験後、外資系のスタートアップ広告代理店にてWEBコンサルティングに従事。その後ベンチャー企業の新規事業立ち上げを責任者として2社経験し独立。得意領域はWEBマーケティング全般とWEBサイト制作。 今までWEBサイト制作に携わった数は大手、上場企業、官公庁含めて累計1,000件以上。

今すぐ問い合わせる

まずはトモガラに無料相談
03-5962-0575
受付時間
平日10時〜19時

関連記事

  • ホームページ制作でのサーバー選び!なぜ必要?

    WEB制作 保守運用
  • なぜ、Webサイトは公開してからの「保守運用」が重要なのか

    保守運用
PAGE TOP