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ホームページをリニューアルしたい!失敗しない為には何が必要?

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自社サイトの運営を担当している方の中には、リニューアルを検討している方もいるのではないでしょうか。とはいえ、そもそもどうして必要なのか分からない方もいるかもしれません。

この記事では、

  • ホームページリニューアルが必要な理由
  • 具体的な進め方
  • ポイント
  • リニューアル後に必要なこと

について紹介します。

ホームページのリニューアルを検討している担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

ホームページリニューアルが必要な理由

一般的にホームページリニューアルが必要だと考えられている理由は4つあります。

  • 不足している機能を補う
  • 古いデザインを刷新する
  • コンテンツを整理する
  • 課題を改善する

それぞれの理由を知ることで、目的意識を持って取り組めるようになるでしょう。ここからは、それぞれの理由について解説します。

不足している機能を補う

リニューアルによって、自社サイトに不足している機能を補うことができます。サイトを開設した時期によっては、近年当たり前になっている機能に追いついていないケースがあります。

例えば、近年ではスマホでインターネットを利用するユーザーが増えてきました。パソコン向けのデザインはスマホで表示すると見にくく、離脱するユーザーもいるでしょう。スマホにも対応できるレスポンシブデザインにすることで、より多くのユーザーに満足してもらえるのです。

このように、現代のユーザーにとって必要な機能を補うためにリニューアルは必要です。

古いデザインを刷新する

WEBデザインが古くなった場合は、デザインを刷新していく必要があります。

かつてはお問い合わせボタンを点滅させて目立たせたり、背景に模様画像をタイル状で表示したりするデザインがありました。当時はよくあるデザインだったのですが、今となっては不自然に見えてしまいます。ユーザーによっては「古いホームページだな」と思ってしまうでしょう。

ユーザーにとって自然に受け入れられるデザインにするのは、信頼を得るにも大切なことです。

コンテンツを整理する

増えてしまったコンテンツを整理することも大切です。WEBサイトを運用していると、コンテンツが増えていきます。想定していたジャンルに収まらなかったり、内部リンクをもっと積極的に貼り付けられたりするはずです。

こうした細かい施策はリニューアルという形でまとめて行うこともできます。コンテンツのジャンル分けが整理されると、ユーザーにとってより読みやすいWEBサイトになるでしょう。一度こうした問題を洗い出すことで、サイト改善にも繋がります。

課題を改善する

課題がある場合、リニューアルに取り込んで改善することも可能です。

例えば、コンテンツによっては記事を削除したり、URLを変更したりすることがあるでしょう。こうした記事のリンクを掲載したままだと、リンク切れが起こってしまいます。リンク切れがあるとユーザーを誘導することができず、施策の効果が下がってしまうのです。

現在抱えている課題をまとめて改善すれば、サイトのパフォーマンスも向上するでしょう。

ホームページリニューアルの進め方

ホームページリニューアルを進める際は、以下のようなステップで進めていきます。なお、今回は制作会社に依頼してリニューアルするとします。

  1. 現状把握・課題整理
  2. 方針策定
  3. 制作会社の選定
  4. 企画立案
  5. ワイヤーフレーム作成
  6. デザイン
  7. ページ制作
  8. 納品

ここからは、それぞれのステップについて解説します。

現状把握・課題整理

初めに、自社の現状把握や課題整理を行いましょう。競合他社の市場を調査したり、WEBサイトを調査したりして、自社の立ち位置を確認します。

そしてWEBサイトはマーケティング施策の1つであるため、最初の段階ではマーケティング施策全体を通して課題を見出していきましょう。

どんな顧客がいるのか、どのようなユーザーニーズがあるのかなどを整理し、目標を設定します。

方針策定

現状を把握し、課題を整理したら、リニューアルの方針を決めましょう。

「どんな課題を解決するのか」「WEBサイトでどんな目標を達成するのか」「競合サイトとの違いは何か」といった点を明確にすることで、リニューアルの方針が決まっていきます。

制作会社の選定

リニューアルの方針が決定した段階で、制作会社を選定します。選定する際のポイントは、3つあります。

①自社の業界のホームページが得意か

自社の業界のホームページが得意かどうか調べましょう。制作会社によって得意なジャンルは異なっています。できれば同じ分野のホームページ実績がある方が、スムーズにリニューアルを進められるはずです。

②理想に近いデザインに対応できるか

自社で希望するデザインに対応できそうかどうかもチェックしましょう。アニメーションを施したり、オリジナルイラストを挿入したりなど、企業によって希望は異なります。全てのデザインに対応できるとは限らないので、あらかじめホームページの実績やメニューから確認してみてください。

また、100ページを超える大規模なサイトの場合、大規模サイトに対応できるか確認してください。制作会社によっては対応していないこともあります。

③予算内で依頼できるか

予算内で依頼することも大切です。そこで、検討段階では複数の会社から見積もりをもらいましょう。見積もりを比較することで、どの制作会社に依頼すればいいかが見えてくるはずです。

企画立案

制作会社が決まったら、企画を考えていきましょう。この段階では、リニューアルによって課題を解決できるのかより具体的に考えます。

  • リニューアルの目的
  • WEBサイトのターゲット
  • 優先順位
  • 必要なシステム

上記の項目も明確にしていきます。なお、こうした企画は制作会社の担当者と一緒に考えるとスムーズです。プロの視点からアドバイスももらえます。

ワイヤーフレーム作成

企画が決まったら、ワイヤーフレームを作成します。ワイヤーフレームとは、WEBサイトの設計図のようなものです。どこにどんな要素を配置するのかを考えていくことで、WEBサイトの完成形をチーム内で共有できるようになります。

制作会社と連携する際は、自社でできる限りワイヤーフレームを作成し、担当者にブラッシュアップしてもらうと良いでしょう。任せきりにしてしまうと自社の要望を取り入れにくくなりますので、積極的に関わっていくことが大切です。

デザイン

ワイヤーフレームが完成したら、制作会社のデザイナーによってデザインを作成してもらいます。デザインが出来上がったら、気になる点や修正ポイントを伝えて修正してもらいましょう。

なお、制作会社によっては修正回数が決まっていることもあります。どれくらいの修正にたいおうしてもらえるのか、あらかじめ確認しておくとスムーズです。

ページ制作

デザインが仕上がったら、制作会社のコーダーがコーディングをしていきます。コーディングとは、HTMLやCSSなどを使って形にしてく作業のことです。問い合わせフォームなど、システムを伴う場合は合わせて開発を行います。

納品

ページ制作が完了したら、テスト公開します。テスト公開がされたら、以下のような観点から問題がないかどうか確認してください。

  • コンテンツや会社情報に誤りはないか
  • デザインは間違っていないか
  • 表示は崩れていないか
  • ボタンやリンクはただしページに遷移するか
  • 各端末・各ブラウザで問題なく表示されているか

少しでも誤りや疑問点があれば、必ず公開前に確認しましょう。また、複数の端末やブラウザでも表示を確認することも大切です。

テスト公開が完了したら、公開して終了です。公開後も、念のため誤りがないかチェックしてください。

ホームページリニューアルのポイント

リニューアルを行う際のポイントは4つあります。

  • リニューアルの目的を明確にする
  • ユーザーファーストを心がける
  • SEO対策を行う
  • ドメインはそのままにする

これらのポイントを意識することで、より効果的なWEBサイトになるでしょう。ここからは、それぞれのポイントについて解説します。

リニューアルの目的を明確にする

なんとなくリニューアルするのではなく、何のために行うのか目的を明確にしましょう。チームで共通認識がないと、プロジェクトが上手く進められません。

目的が分からないという場合は、4つのポイントを意識してみてください。

  • 集客を改善する
  • コンテンツを再編成する
  • 最新の機能を取り入れる
  • ブランドイメージを向上させる

ユーザーファーストを心がける

ユーザーファーストを心がけたWEBサイトにしましょう。

検索エンジンは、ユーザーにとって使いやすいWEBサイトを評価しています。サイト改善によって逆に使いにくいサイトになってしまうと、検索エンジンからの評価も下がってしまうでしょう。すると、検索順位も下がってしまいかねません。

リニューアルの際は、自社の希望だけを取り入れるのではなく、「ユーザーにとって使いやすいか?」という観点も持つようにしましょう。

SEO対策を行う

合わせてSEO対策も行うと効果的です。SEOにはサイトの内部に施策を行う内部対策があります。

  • XMLサイトマップを作成する
  • パンくずリストを設置する
  • 内部リンクを最適化する
  • SSLを適用する
  • URLを正規化する
  • robots.txtを設置する
  • 構造化マークアップを行う

上記のような施策を行うことで、検索エンジンのクローラーが巡回しやすくなります。するとより早く検索エンジンのデータベースに登録されるので、検索結果にも表示されやすくなります。

ドメインはそのままにする

WEBサイトのドメインはそのまま引き継ぎましょう。ドメインとは、「〇〇.jp」などURLの前半の部分のことです。

ドメインには「ドメインパワー」と言って、ドメインそのものに力があると言われています。ドメインパワーはWEBサイトの運用年数や更新頻度によって高まっていきます。

ドメインを新しくしてしまうと、これまで溜めてきたドメインパワーが無駄になってしまいます。また新しいドメインでは検索エンジンに登録されるまで時間がかかるので、効果がなくなるのです。

こうした理由から、基本的にはドメインはそのまま継続して利用することをおすすめします。

リニューアル後に必要なこと

リニューアルが完了した後もそれで終わらせてはいけません。PDCAサイクルに落とし込んだり、SNSで告知したりすればさらに効果を期待できます。

PDCAサイクルの運用

リニューアル後も、PDCAサイクルに落とし込んでいきましょう。施策が必ず成功するとは限りません。効果測定を行い、「どれくらい効果があったか」を確認することで、今後の施策の効果を高めることができます。

もし施策が成功したら、「なぜ成功したのか」と考えましょう。そのノウハウを踏襲することで、今後の施策も成功しやすくなります。一方、失敗した場合は「なぜ失敗したのか」と原因と改善案を考えましょう。

SNSによる告知

リニューアルしたことをより多くのユーザーに知ってもらうためにも、SNSで告知しましょう。最近ではSNSで情報収集するユーザーが増えてきました。SNSから知って飛んできてくれるユーザーもいるかもしれません。

ユーザーの傾向に合わせて、Twitter、Instagram、Facebook、LINEなどのSNSで発信してみてください。無理に全ての媒体を使う必要はなく、ターゲットが利用している媒体を中心に活用してみましょう。

まとめ

この記事では、ホームページリニューアルについて解説していきました。不足している機能を追加したり古いデザインを刷新したりするためにも、リニューアルは大切です。また増えてしまったコンテンツを整理して掲載したり、課題を改善したりするためにも役立ちます。

リニューアルを行う際は、制作会社に依頼するとスムーズです。リニューアルを検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

この記事の監修者

倉永豊光

株式会社トモガラ代表取締役社長。WEBサイト制作の上場会社で営業職を経験後、外資系のスタートアップ広告代理店にてWEBコンサルティングに従事。その後ベンチャー企業の新規事業立ち上げを責任者として2社経験し独立。得意領域はWEBマーケティング全般とWEBサイト制作。 今までWEBサイト制作に携わった数は大手、上場企業、官公庁含めて累計1,000件以上。

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